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今立っているこの場所は、
 もともと何もないひとつにつながった地面だった。
地球に生き物が誕生し、人間が現れ、家を作り、畑を耕し、
やがて町ができた。
この町にある家や道、畑や田んぼ、国の名前も町の名前も
その境界線も何もなかった。

『土からはじまる僕らの町』
誰のものでもない地面と
 みんなのつくった家、公園、パン屋さん、、
てくてくの考える町のカタチ

 

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